OBSでライブ配信するときの設定例まとめ

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ツイキャスやニコ生、Periscope、Facebook、YouTubeなどのライブ配信メディアプラットフォームにて、高画質で配信をしたいときに使う外部ツールは「OBS」「XSplit」「Wirecast」などがあります。外部ツールが使えるようになると、さまざまなサービスで配信ができるようになって便利です。ここでは「OBS(Studio)」の設定例を簡単にまとめてあります。

Open Broadcaster Software(OBS)

OBSには「Studio」と「Classic」がありますが「Studio」を使ったほうが良さそう。OBS Studioは「Windows 7以上」「MacOS X 10.9以上」「Linux」で利用可能。以下、OBSという表記は「OBS Studio」を指します。

それぞれのOSによって、OBSの画面レイアウトが若干異なりますが、項目の表記などは基本的に同じです(たぶん)。ここではMacOS版の「OBS Studio ver.18.0.1」を使っています。

なお、下記の設定例は全体的な説明だけで留めており、ライブ配信メディアのプラットフォーム個別の設定例はそれぞれの記事を参照にしてください。また、設定の好みもありますから、参考程度にご覧頂ければ幸いです。

設定のポイント

初期値から最低限変更(チェック)をしなければならない項目は下記の通りです。

(1)「設定」→「映像」

  • 基本(キャンパス)解像度
  • 出力(スケーリング)解像度

(2) 「設定」→「出力」

  • 出力モード

(3)「設定」→「出力」→(出力モード「詳細」)→「配信」

  • ビットレート
  • キーフレーム間隔

(4)「設定」→「出力」→(出力モード「詳細」)→「音声」

  • トラック1 音声ビットレート

(5)「設定」→「音声」

  • マイク音声デバイス

(6)「設定」→「配信」

  • 配信種別
  • URL
  • ストリームキー

(0)プロファイルの「新規」作成

(説明の便宜上)新しい「プロファイル」を作ります。

  • 「プロファイル」→「新規」→(名前はなんでも良い)→「OK」ボタン

これで「プロファイル」メニュー下に、新しく作った「プロファイルの名前」が表示されるはずです。プロファイルを使い分けることで、(いちいち「設定」で値を変えること無く)配信先のストリーミングサービスごとに(以下で設定をした設定値を)切り替えることができます。

(1)「設定」→「映像」

  • 基本(キャンバス)解像度:「1920×1080」(もしくは「1280×720」)
  • 出力(スケーリング)解像度:「基本(キャンバス)解像度と同じ」(もしくは配信サイトでの推奨値)

※補足

  1. ちなみに「1920×1080」や「1280×720」の「 x 」はアルファベットの “エックスキー” です。
  2. 基本(キャンバス)解像度の値は大きめ「1920×1080」や「1280×720」に。
  3. 出力(スケーリング)解像度の値は “マシンスペックやネットワーク回線” に余裕がある場合は「基本(キャンバス)解像度」=「出力(スケーリング)解像度」で。
  4. “配信サイトでの推奨値や上限値” がある場合は「基本(キャンバス)解像度」は「1920×1080」や「1280×720」で、「出力(スケーリング)解像度」のみをその推奨値や上限値としてもいいかも。
  5. “マシンスペックやネットワーク回線” に余裕がない場合は、「基本(キャンバス)解像度」>「出力(スケーリング)解像度」にします。基本(キャンバス)解像度が「1280×720」であるならば、出力(スケーリング)解像度は「854×480」「640×360」としてもいいかも。
  6. ただ、基本(キャンパス)解像度≠出力(スケーリング)解像度だと「音ズレ」(映像と音声が合わない)が起きることもあるようなので気をつけたほうがいいかも。
  7. FPS共通値はとりあえず「30」で。ゲーム実況配信などでは「60」にすることもあるかもしれません。”マシンスペックやネットワーク回線” に余裕がない場合は「30」より低い値にすることもあるでしょう。

(2)「設定」→「出力」

  • 出力モード:「基本」→「詳細」

※補足

  1. 出力モード「基本」でもOKですが、説明の便宜上、出力モードを「詳細」にしています。

(3)「設定」→「出力」→(出力モード「詳細」)→「配信」

  • ビットレート:(配信サイトにあわせて設定します)
  • キーフレーム間隔:(配信サイトにあわせて設定します)

※補足

  1. ビットレートは配信サイトで”上限値”が定められている場合、後述の(4)の音声ビットレートと共に設定の際に注意。つまり「(3)のビットレート+(4)の音声ビットレート)<=上限値」 でなくてはならないことがほとんどです。
  2. キーフレーム間隔は「0(=自動)」のままでも良いですが、”配信サイトでの推奨値”が定められていることがあります。例えばPeriscope・Facebook Live・YouTube Liveなどでは2秒となっているので「 2(秒)」に設定します。

(4)「設定」→「出力」→(出力モード「詳細」)→「音声」

  • トラック1 音声ビットレート:(配信サイトにあわせて設定します)

※補足

  1. 配信サイトでビットレートの上限値が定められている場合は「(3)のビットレート+(4)の音声ビットレート)<=上限値」とならなければなりません。

(5)「設定」→「音声」

  • マイク音声デバイス:(オーディオデバイスを指定します)

※補足

  1. マイク音声デバイスは環境に応じて(プルダウンで表示されるデバイスを選んで)指定します。
    パソコン内蔵のマイク、WEBカメラ内蔵のマイク、USBで接続したオーディオミキサー、ビデオ(ゲーム)キャプチャーなど、表示されるデバイス名は環境によって異なるでしょう。

(6)「設定」→「配信」

  • 配信種別:「カスタムストリーミングサーバー」
  • URL:(配信サイトにあわせて設定します)
  • ストリームキー:(配信サイトにあわせて設定します)

※補足

  1. 「URL」(RTMPサーバーアドレス)や「ストリームキー」は配信サイトの指定された内容を入力します(各配信サイト毎の「URL」や「ストリームキー」を調べる方法は別途記載するかも)

(7)「設定」→「詳細設定」※おまけ

「自動的に再接続」の項目にある「有効にする」の ✔ (チェックマーク)は外してあります

配信時の注意事項

(1)CPU使用率に注意

OBSでは画面右下に「CPU: ○○%」という表記があり、「配信マシンのCPU使用率」が表示されます。

「配信開始」「録画開始」ボタン押下後はここの値に注目し、この値が80〜90%へ近いようであれば、配信マシンのスペックが十分でありませんので「出力(スケーリング)解像度」や「ビットレート」を見直す(下げる)必要があります。

(2)音声入力が正しいか確認

よくあるのは「映像は表示されているのに音声が出ていない」というケース。OBSの場合、画面中の「ミキサー」の下に音声メーターが表示され、正しく音声が入力されていればメーターが左右に振れます。配信開始ボタンを押す前に確認を。

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